入江内科小児科医院スタッフブログ

2013年07月08日

脱水症にキオつけて

脱水症に気をつけて
 冬になるとロタウイルス、ノロウイルスなどのウイルス性の胃腸炎が流行します。子ども、特に
乳幼児は大人に比べて身体の水分量が多いため、嘔吐や下痢によって簡単に脱水症になり、場合に
よっては生命に関わることもあります。
 脱水症の初期には、いつもよりも尿の出が悪い、なんとなく元気がないなどの症状が現れます。
さらに症状が進むと、口の中が乾き、ぐったりとして寝てばかりいるなどの危険な状態になります。
子どもは脱水症になりやすいひどい下痢だったり、イオン飲料などを口から飲める状態でない場合
は、点滴による治療が必要になります。迷わずにかかりつけの医師を受診してください。
 また、ウイルス性胃腸炎は伝染性が強いので、幼稚園・保育園や学校などには、きちんと治っ
てから行くようにしましょう。
こんなときは
−子どもの嘔吐・下痢−
指導: 順天堂大学医学部附属練馬病院小児科 教授新島 新一
 まず大事なことは、嘔吐・下痢に負けない程度のこまめな水分と、糖分、電解質(一般的には塩)
の補給です。そのためには、塩分と糖分を水に溶かした「イオン飲料」が有用ですが、子どもには、
市販されているイオン飲料では電解質が足りません。2 リットルのイオン飲料に小さじ1杯の食塩
を混ぜると、病院の点滴とほぼ同じとなり、吸収が約3倍早くなります。
 下痢のときは、腸の負担になる牛乳、肉、魚等のタンパク質や脂肪分の多い食物、冷たい物、糖分の多飲み物は控えてください。乳幼児の場合、ミルクを飲むとさ
らに下痢がひどくなることもあります。
posted by 入江内科小児科医院 at 08:49| Comment(0) | お知らせ

夏はご用心 食中毒

夏は特にご用心!
 食中毒は、食べ物や飲み物などが原因で起こり、下痢や嘔吐、腹痛、発熱などの症状がみられます。
ムシムシして暑い梅雨時や夏は、特に細菌による食中毒が多くなります。
 有名な細菌は、カンピロバクターや病原性大腸菌、サルモネラなどで、これらの細菌は食肉と
なる動物の腸の中にもいますが、精肉するときに食肉の表面に付着します。これを洗い流さず、ま
た十分に加熱せずに食べた場合に食中毒になることがあります。
暑くて湿度の高い夏は…
−細菌による食中毒−
指導 : 米沢記念桑陽病院内科川野 豊一
 食中毒の原因となる細菌がついていても、小さくて目に見
えるものではないので分かりません。しかも、食べてすぐに
ではなく、数時間から数日後に症状が出ることもあります。
 細菌性食中毒の予防には、食中毒菌を「つけない」「ふやさ
ない」「殺菌する」が3原則です。そのためには、手やまな板、
包丁などをよく洗う、食品を室温で放置せずに冷蔵や加熱
する、生の食品と加熱済みの食品を分けることなどが重要
です。特に、肉は生で食べずによく熱を加えましょう(細
菌性食中毒の予防には75℃、1分以上)。
 軽い場合は、腹痛や下痢になっても
水分を補給し安静にすれば数日で体調
が戻ることもありますが、重い場合は、
水のような下痢が頻繁に出たり、腹痛
も激しく、便に血液が混じることもあ
ります。また、命にかかわることもあ
りますので、早めにかかりつけの医師
を受診しましょう。そのときには、同
じような症状の人が自分のまわりにい
るか確かめておきましょう。
食中毒を予防するには
早めにかかりつけの医師を
受診しましょうつけない
殺菌する
ふやさない
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2013年05月29日

とびひはプール禁止

「とびひはプール禁止」統一見解
水いぼ、頭ジラミ、疥癬は条件付きで可能、関連2学会が合同で発表

2013年5月28日 日本臨床皮膚科医会 カテゴリ: 小児科疾患・皮膚疾患・その他

 日本臨床皮膚科医会は、日本小児皮膚科学会と合同で「皮膚の学校感染症とプールに関する統一見解」を発表した。保護者や教師らに向け、皮膚疾患のある小児がプールに入って良いかどうか判断する際の目安を示している。学校保健安全法で第三種(その他の感染症)に指定されている4疾患について取り上げた。

 伝染性膿痂疹(とびひ)は、治るまでプールは禁止。水を介して感染することはないが、小児同士の接触で症状の悪化や感染の恐れがあるため。

 伝染性軟属腫(水いぼ)は、プールに入ってもよい。タオルや浮輪などの共用はできるだけ避ける。プールの後はシャワーで肌を洗うことを推奨している。

 頭ジラミも治療を開始した状態であればプール可。タオル、ヘアブラシ、水泳帽などの貸し借りはしない。

 疥癬も治療開始後であればプール可。ただし、角化型疥癬は感染力が強いので、外出自体を控える必要がある。

posted by 入江内科小児科医院 at 18:02| Comment(0) | お知らせ