入江内科小児科医院スタッフブログ

2013年07月11日

福岡市が風疹予防接種を助成

福岡市が風疹予防接種を助成 22日から、妊娠希望の女性など


 全国的に風疹が流行している中、福岡市は9日、市独自の予防接種助成事業を22日から始めると発表した。市内在住で妊娠を希望する成人女性と妊婦の夫が対象で、いずれも抗体検査でウイルスへの免疫が十分でないとされたことが条件。通常は1万円前後かかるが、5千円の自己負担で受けることができる。

 風疹は発熱とともに全身に淡い発疹が出る感染症で、妊娠初期の女性がかかると胎児にも感染し、心疾患や難聴などの「先天性風疹症候群」になる恐れがある。

 市保健予防課によると、市内では1〜6月に152人が発症。昨年1年間16人の10倍近くに急増している。

 市は県に助成を要望してきたが、「早急な対応が必要」と判断したという。助成は本年度末までの期間限定で、接種者1万3千人、事業費約6500万円を見込む。

 接種希望者は、市のホームページ上に近く掲載予定の対象病院を選んで予約する仕組み。抗体検査も、対象を妊婦の夫までに拡大。毎月2回(10月以降は1回)、市内全区の保健所で、760円で受けられる。

posted by 入江内科小児科医院 at 08:52| Comment(0) | お知らせ
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