入江内科小児科医院スタッフブログ

2014年10月28日

1健康に良いとされているが、実はあまり効果が期待されない物

○サプリメントに効果があるが、実は医学的にあまり証拠がない よほどの栄養失調状態でなければ
 ビタミンなどのサプリメント効果は期待できない

○心臓疾患やガン、認知症や言語記憶、何れに対してもビタミンやミネラルなどのサプリメントは効果がなかっ た

○カロリーオフ飲料などに使われている人工甘味料により血中インスリン濃度が上がり、その結果、脂肪がつき やすくなる

○サラダドレッシングはオリーブオイルや菜種油といった、不飽和脂肪から作られており、この種の油は心臓病 の予防に効果がある

○ノンオイルドレッシングは自然に見えるように糖質由来の乳化剤やその他にも化学物質が加えられている
 油分を使わないことの物足りなさを糖質でカバーしている

○有名人の体験談を利用して販売に結びつけている健康食品が非常に多いが、体験談は科学的根拠でなくその主 観です 薬に実は効果が無いのに劇的に効果があった気になるプラセボ効果が反映している
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2013年07月22日

秋の花粉症

花粉症といえば、春の杉やヒノキの花粉症が有名ですが、秋にも花粉症があります。秋はブタクサやヨモギなどキク科の花粉によるものが多く、実は日本で最初に見つかった花粉症はブタクサ花粉症です。秋に黄色く咲く草花には注意しましょう。見た目が稲穂のようなイネ科の花粉も原因の一つです。キク科やイネ科の草花はもともと牧草で水気の多い空き地や河川敷に群生します。秋の花粉症はこのような場所で遊んでいる子どもに多く強いアレルギー症状が出ることがあります。注意してください 
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2013年07月11日

福岡市が風疹予防接種を助成

福岡市が風疹予防接種を助成 22日から、妊娠希望の女性など


 全国的に風疹が流行している中、福岡市は9日、市独自の予防接種助成事業を22日から始めると発表した。市内在住で妊娠を希望する成人女性と妊婦の夫が対象で、いずれも抗体検査でウイルスへの免疫が十分でないとされたことが条件。通常は1万円前後かかるが、5千円の自己負担で受けることができる。

 風疹は発熱とともに全身に淡い発疹が出る感染症で、妊娠初期の女性がかかると胎児にも感染し、心疾患や難聴などの「先天性風疹症候群」になる恐れがある。

 市保健予防課によると、市内では1〜6月に152人が発症。昨年1年間16人の10倍近くに急増している。

 市は県に助成を要望してきたが、「早急な対応が必要」と判断したという。助成は本年度末までの期間限定で、接種者1万3千人、事業費約6500万円を見込む。

 接種希望者は、市のホームページ上に近く掲載予定の対象病院を選んで予約する仕組み。抗体検査も、対象を妊婦の夫までに拡大。毎月2回(10月以降は1回)、市内全区の保健所で、760円で受けられる。

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手足口病、九州で流行

手足口病、九州で流行

 乳幼児などの口の中や手足に水ほうができる「手足口病」の患者が急増していることが、国立感染症研究所のまとめで9日わかった。

 多くは軽症で自然に治るが、今年は脳炎など重症化の恐れがある型のウイルスが原因の場合もあり、同研究所は「急にぐったりとした場合などは、すぐ医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。

 同研究所によると、全国約3000か所の小児科で感染が確認された患者は6月下旬の1週間で1施設あたり平均3・4人で、5月上旬から8週連続で増えた。昨年同期の5・8倍で、この10年で最多だった2011年に次ぐ水準となっている。

 地域別では、佐賀県で12・3人、大分県で12・2人と九州で流行しているほか、中国地方や中部、関東地方でも感染が広がっている。

 手足口病はエンテロウイルスの感染が原因で発症するが、今年は髄膜炎や脳炎を引き起こす恐れのある「EV71型」が約2割を占める。患者の水ほうへの接触などでうつるため、予防には手洗いが大切という。

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2013年07月08日

脱水症にキオつけて

脱水症に気をつけて
 冬になるとロタウイルス、ノロウイルスなどのウイルス性の胃腸炎が流行します。子ども、特に
乳幼児は大人に比べて身体の水分量が多いため、嘔吐や下痢によって簡単に脱水症になり、場合に
よっては生命に関わることもあります。
 脱水症の初期には、いつもよりも尿の出が悪い、なんとなく元気がないなどの症状が現れます。
さらに症状が進むと、口の中が乾き、ぐったりとして寝てばかりいるなどの危険な状態になります。
子どもは脱水症になりやすいひどい下痢だったり、イオン飲料などを口から飲める状態でない場合
は、点滴による治療が必要になります。迷わずにかかりつけの医師を受診してください。
 また、ウイルス性胃腸炎は伝染性が強いので、幼稚園・保育園や学校などには、きちんと治っ
てから行くようにしましょう。
こんなときは
−子どもの嘔吐・下痢−
指導: 順天堂大学医学部附属練馬病院小児科 教授新島 新一
 まず大事なことは、嘔吐・下痢に負けない程度のこまめな水分と、糖分、電解質(一般的には塩)
の補給です。そのためには、塩分と糖分を水に溶かした「イオン飲料」が有用ですが、子どもには、
市販されているイオン飲料では電解質が足りません。2 リットルのイオン飲料に小さじ1杯の食塩
を混ぜると、病院の点滴とほぼ同じとなり、吸収が約3倍早くなります。
 下痢のときは、腸の負担になる牛乳、肉、魚等のタンパク質や脂肪分の多い食物、冷たい物、糖分の多飲み物は控えてください。乳幼児の場合、ミルクを飲むとさ
らに下痢がひどくなることもあります。
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